Optimal timing of anticoagulation after acute ischaemic stroke with atrial fibrillation (OPTIMAS) : a multicentre, blinded-endpoint, phase 4, randomised controlled trial
英国の100施設で実施。AFを伴う急性虚血性脳卒中に対して、4日以内にDOACを開始する早期群、7-14日に開始する遅延群に、脳卒中重症度を層別化して無作為化。主要評価項目は90日以内の脳梗塞再発+症候性頭蓋内出血+全身性塞栓症。2019年7月~2024年1月に登録し、3621例(78.5±9.9歳、男性54.7%、白人93.%、東・東南アジア人1.1%、DOAC内服32.2%、抗血小板剤11.2%、経静脈的血栓溶解療法22.0%、血管内治療7.3%、CKD15.0%)で無作為化。入院時のNIHSS中央値5、無作為化時中央値4、無作為化時NIHSS0-4:57.5%、5-10:27.9%、11-15:7.8%、16-21:4.9%、>21:1.9%。開始されたDOACはアピキサバン62.1%、エドキサバン28.9%他。主要評価項目は3.3%vs3.3%で差を認めず。脳梗塞再発:2.4%vs2.3%、症候性頭蓋内出血0.6%vs0.7%、全死亡8.8%vs8.9%で差を認めず、DOACの再開を遅延しても優越性を示せなかった。
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