NEJM,2026,vol.394,no.5
Case Records of the MGH
Case 4-2026: An 80-Year-Old Woman with Cough and Hypoxemia
8週間前から咳、鼻汁、頭痛、倦怠感、食思不振。3週後には鼻汁、頭痛は改善したが、咳、倦怠感、食思不振は持続。5週前、左側腹部に掻痒のある水疱を認め、帯状疱疹と診断され、バラシクロビルが投与。体重は6㎏減少。
既往歴として、1年前に左腋窩LN腫脹があり、原発不明の扁平上皮癌と診断。患者は独身で、マサチューセッツ州に居住。6年前にケニア、ルワンダ、タンザニア等へ旅行歴がある。
酸素飽和度93%、NT-proBNP:704pg/mL、RSVなどのウイルスパネル検査陰性、百日咳、クラミジア、マイコプラズマは陰性。肺CTでは肺尖部優位に両側にびまん性に末梢より中枢優位に、すりガラス影を認めた。
鑑別診断
感染症、癌、自己免疫性疾患
免疫抑制状態
風土病(ヒストプラズマ症、コクシジオイデス症、パラコクシジオイデス症)
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HIV-1陽性、CD-4:33↓、βDグルカン強陽性(500以上)
HIV-1感染に伴うニューモシスチス肺炎
ST合剤で治療。本患者ではBAL液でC.neoformansが検出。このため、髄液検査追加→陰性。AIDSに対してはその後ART治療。