Renin-Angiotensin System Inhibition in Advanced Chronic Kidney Disease
オープンラベルの多施設前向き研究(STOP-ACEi研究)。英国の39施設で、eGFR<30のCKDの成人で過去2年間でACEiまたはARB(RAS阻害薬)を処方された患者を対象とし、1対1で同薬を中止、継続に割付し観察。主要評価項目は3年後のeGFR。17290人中1210人がスクリーニングされ最終411人(63歳、男性68%、eGFR中央値18、eGFR<15は29%)がランダム化された。3年後のeGFRが中止群12.6vs継続群13.3で有意差なし。二次評価項目で末期腎不全+腎代替療法は62%vs56%でハザード比1.28(0.99-1.65)で有意差なし。有害事象では心血管イベントは中断群108vs継続群88で同様であった(52%vs43%で同様?)。