Comparative efficacy of mepolizumab, benralizumab, and dupilumab in eosinophilic asthma: A Bayesian network meta-analysis
2000-2021年の8論文(6461例)で、生物学的製剤のRCTのメタ解析を行い、急性増悪率、1秒量、喘息質問紙法(ACQ)、有害事象等を検討した。それぞれの生物学的製剤の有用性のランク付けはSUCRA累積順位曲線下面積にて評価した。好酸球数≧300では、急性増悪のリスク比はデュピルマブ0.32、ベンラリズマブ0.49、メポリズマブ0.37、1秒量の変化はデュピルマブ+230、ベンラリズマブ+150、メポリズマブ+150、ACQはデュピルマブ-0.48、ベンラリズマブ-0.32、メポリズマブ-0.63でSUCRAの評価ではデュピルマブがより有用であった。好酸球数150-299では急性増悪リスク比デュピルマブ0.60、ベンラリズマブ0.62でSUCRAではベンラリズマブがやや有用であった。有害事象の頻度オッズ比でメポリズマブ0.67、ベンラリズマブ0.74で有意に低かったのに対し、デュピルマブ1.0で有意差はなかった。
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