Cardiovascular events in patients with gout initiating urate-lowering therapy with or without colchicine for flare prophylaxis: a retrospective new-user cohort study using linked primary care, hospitalisation, and mortality data
痛風発作後、最初の数か月に尿酸低下療法を導入すると、痛風発作が誘発されるおそれがあり、最初の3-6か月の痛風予防には、コルヒチンが第1選択として推奨されているが、実際には10-20%しか投与されていない。臨床研究データリンクAurumのデータを用いて、コルヒチンの心血管イベント予防について検討した。1997年-2021年のデータ。NSAIDsやコルヒチンの過去の使用歴のあるものは除外。42万人のデータのうち、99800人が解析され、16028人(63.5歳)が新規にコルヒチンが投与され、83772人(62.7歳)がNSAIDsもコルヒチンも投与されていなかった(予防治療なし群)。コルヒチンは平均47.3±33.7日、0.97±0.16mg投与。175.5日フォローアップされ、主要評価項目である心血管イベントは1.4%vs1.8%で、加重IRでは28.8/1000人・年vs35.3で加重ハザード比は0.82(0.69-0.94)(ITT解析)でリスクを減らしていた。
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