Circulation,2025,vol.152
Heart Stress and Blood Pressure Management in Older Adults: Post Hoc Analysis of the ASPREE Trial
NT-proBNPは心筋壁へのストレスを反映するバイオマーカーであり、その評価が血圧管理でCVDリスクの層別化に役立つかをASPREE研究の事後解析として検討した。ASPREE研究は70歳以上の豪、65歳上の米に住む地域住民19114人で実施された低用量のアスピリンのCVDリスクへの効果の研究で、65-79歳、80歳以上で層別化し、NT-proBNPは65-74歳では150pg/mL以上、75歳以上では300以上を心臓ストレス状態(以下HS)と定義し、主要評価項目はCVDイベント(MI、脳卒中、虚血性心疾患死、心不全入院)、二次評価項目はMACEs(MI、脳卒中、虚血性心疾患死の複合)。ASPREE研究の観察期間は中央値8.3年。HSは全体の25.8%にみられた。HSなし、高血圧(140以上)なしの参照群に比して、高血圧あり+HSなし群ではCVDイベントの修正ハザード比は1.41(1.18-1.70)、高血圧なし+HSある群1.79(1.34-2.39)、高血圧あり+HSあり群2.32(1.89-2.84)。HSなし群ではCVDイベントは血圧に対してU字型で、SBP130-139が最もリスクが低かったが、HSあり群では、リスクは線形に増加しSBP120以下が最もリスクが低かった。
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