Prediction of late seizure after ischemic stroke with a novel prognostic model (the SeLECT score) : a multivariable prediction model development and varication study
スイスの連続脳梗塞例を登録したコホート研究(1200例、71歳、男性58%)を用いて、後期けいれんの有無、それに関連する因子の検討および別のオーストリア、ドイツ、イタリアの脳梗塞の3つコホート研究(計1169例)で、関連する因子の実証を行った。全体では1年以内の後期けいれんは4%、5年以内は8%にみられた。単変量解析で関連している因子を抽出し、さらに多変量解析を実施したところ、後期けいれんに関連していたのは、脳卒中重症度、主幹動脈病変、早期けいれん、皮質病変、MCA領域の梗塞で、各項目に得点を付与し頭文字をとってSeLECTスコア(NIHSS:4-10点:1、11点以上:2、主幹動脈病変あり:1、早期けいれんあり:3、皮質病変あり:2、MCA領域:1で0-9点)を作成。SeLECTスコア1点ごとに後期けいれんのハザード比1.8増加。スコアのC統計量は0.77であった。スコアでは例えば1点で1年以内の後期けいれんのリスクは1%、9点で63%、5年以内の後期けいれんのリスクは1点で2%、9点で83%と推計された。
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