Albuterol-Budesonide Fixed-Dose Combination Rescue Inhaler for Asthma
中等症~重症の喘息でのステロイド+気管支拡張薬(ブデソニド+ホルメテロールの配合薬など)の発作時使用のデータは、限られている。MANDALA研究として、中等症~重症喘息での発作時のアルブテロール+ブデソニド配合薬使用とアルブテロール単独使用を評価した。
対象は4歳以上で、過去1年間に1回以上の重症喘息発作があり、中等量~高用量の吸入ステロイド使用もしくは低用量~高用量の吸入ステロイド+LABA使用者。COPD、過去3ヶ月にステロイド全身投与例を除いた。北米、南米、欧州、南アの295施設で実施。二重盲検試験で、アルブテロール180μg+ブデソニド160μg群、アルブテロール180+ブデソニド80群、アルブテロール180群を1:1:1に割り付け。主要評価項目は初回重症喘息発作でtime to event解析を実施。3132例(49.4歳、女性64.8%)が3群に割り付け。重症喘息発作は高用量群はアルブテロール単独群に比してハザード比0.74(0.62-0.89)と有位にリスクを減らし、低用量群は単独群に比してハザード比0.84(0.71-1.00)であった。重症喘息発作の年間発生率は高用量群は単独群に比してレート比0.75(0.61-0.91)、低用量群は単独群に比してレート比0.81(0.66-0.98)と減らしていた。(アビリオン社からの資金提供あり)
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