patterns of Growth and Decline in Lung Function in Persistent Childhood Asthma
1993年-1995年に登録、実施された5-12歳の小児を対象に実施されたCAMP研究(ブデソニド、ネドクロミルの吸入療法のRTC)での長期フォローで喘息を罹患した児のその後の肺機能を検討した。1年に最低1回スパイロ実施。684人が検討可能。1秒量の成長カーブが正常の25%パーセンタイル以上を正常成長、それ以下を低成長、二つでの測定点で正常より1秒量が早く低下する場合を早期低下とした。23-30歳(26.0±1.8歳)までフォローされ、684人中、正常成長、早期低下なしは170人25%で、それ以外の514人75%は異常パターンを示した。178人26%は正常成長、早期低下、160人23%は低成長のみ、176人26%は低成長、早期低下を示した。これらは最大の肺機能の年齢に有意差を認め、男性が有意に多く、登録時のBMIが関連していた。また登録時の1秒量も関連していた。最終測定時(26.0±1.8歳時)の気管支拡張剤吸入後の肺機能で11%がFEV1/FVC<0.7のGOLD基準のCOPDを満たし、低成長群で%FEV1が50-80%のStage2が4%、低成長+早期低下群で11%であった。
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