Case Records of the MGH
Case 37-2023:A 29-Year-Old Man with Sickle Cell Disease and Right Hip Pain
年に3-4回、鎌状赤血球症(SCD)による血管閉塞痛の入院歴あり。SCDによる阻血性骨壊死により、両股のTHAの既往あり。胸椎の圧迫骨折もあり。2日前より、いつもと異なる右股関節痛。37.8度発熱。白血球15680、CRP:100.6mg/L、赤沈113mm。
鑑別診断
下肢静脈血栓症、骨壊死、骨髄炎
好気性ボトルの血培2セットにて、グラム陰性桿菌。MALDI‒TOF(マトリックス支援レーザー脱離イオン化飛行時間型質量分析)によりキャンピロバクター・フェトゥスと判明。
診断
キャンピロバクター・フェトゥスによる菌血症、骨髄炎
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