Unfractionated heparin improves the clinical efficacy in adult sepsis patients : a systematic review and meta-analysis
日本の敗血症関連のDICの治療ガイドラインではヘパリンの使用が標準的で、またCOVID19関連での血栓塞栓症予防にヘパリン使用がWHOから推奨されているが、敗血症でのヘパリン使用は未だ議論がある。RCTでのメタ解析を実施。敗血症、敗血症性ショック、敗血症関連のDICで、低用量ヘパリン。主要評価項目は28日時点での死亡率。2326文献を精査、15論文で全文精査。最終15論文(英語4、中国語11)、2617人のデータでメタ解析。UFH群は対照群に比して28日死亡を有意に減らした(RR:0.82;0.72-0.94)。特にAPACHE2スコア>15で減らした(RR:0.83;0.72-0.96)。またUFHは多臓器不全をRR:0.61;0.45-0.84、ICU入室期間を-4.94(-6.89~-2.99)減らした。出血事象は差がなかった(RR:1.10;0.54-2.23)。
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