Long-Trem Oxgen Therapy for 24 or 15 Hours per Day in Severe Hypoxemia
酸素療法を24時間または15時間施行する場合の有用性をランダム化試験、REDOX研究で検討した。スウェーデンの全国患者登録Swedevoxのデータを用いて、18歳以上で、PaO2<55またはSpO2<88またはPaO2<60で心不全症状を有するかHt>54のものを登録し同意を得てランダム化した。15h群、24h群に割り付けし、酸素流量はPa2>60またはSpO2 >90で調整した。主要評価項目は生存時間解析での1年以内の入院または全死亡。2018-2022年で1693人でスクリーニングされ、241人がランダム化され、24h群117例(76.4±7.3歳、男性36.8%)、15h群124例(75.0±7.5歳、46.0%)。COPDが68.4%、74.2%、肺線維症17.1%、11.3%であった。1年以内の入院・死亡は124.7/100人・年vs124.5で差は認めなかった。ハザード比で0.99(0.72-1.36)。二次評価項目の1年以内の全死亡は31.6%vs27.4%、HR1.26(0.79-2.01)。健康指標のCATスコア、QOLの指標であるEQ-5D VASスコアでも差を認めなかった。
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