Efficacy and Safety of a Bivalent RSV Perfusion F Vaccine in Older Adults
米国では毎年、成人の3-7%でRSVの罹患があり、年17.7万人の入院、1.4万人の死亡と推計されている。RSVの2価ワクチンの第3相試験。RSV,preFワクチン群と対照群に無作為化し筋注。主要評価項目は1日以上続くRSV関連下気道症状2項目(咳、喘鳴、痰、息切れ、頻呼吸)と症状発現7日以内のRT-PCRでのRSV感染の確定。2021年8月~2022年7月に登録。ワクチン群17215人、対照群17069人、年齢67(59-97)歳。7ヶ月間の観察で、44人のRSV関連下気道症状2項目陽性があり、ワクチン群11人(1.19人1000人・年)vs対照群33人(3.58人1000人・年)でワクチン効果66.7%(96.66%信頼区間、28.8-85.8)。有害事象は9.0%vs8.5%で同様で、局所反応も1.4%vs1.0%、重篤な有害事象は0.5%vs0.4%であった。
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