2026年4月22日水曜日

HFpEFに対するフィネレノンの効果と安全性、FINE-HEART解析

JACC HF,2025,vol.13,no.8
Efficacy and Safety of Finerenone in Heart Failure With Preserved Ejection Fraction : A FINE-HEART Analysis

HFmrEF、HFpEFに対するフィネレノンの効果を3つの国際RCT(FINEARTS-HF、FIDELIO-DKD、FIGARO-DKD)の統合解析でメタ解析した。FIDELIO-DKD、FIGARO-DKDはT2DM、CKDで尿中アルブミン/クレアチニン比:30-300、eGFR:25-60で、K<4.8で、HFrEFは除外。FINEARTS-HFではEF>40、eGFR≧25、K≦5.0のものが登録。フィネレノンは10mgから開始、20mg、最大40mgまで増量。主要評価項目はCV死orHF入院。3研究で18991例が登録され、うちHFmrEF/HFpEFは7008例(年齢71±10歳、女性44%、白人80%、AF合併34.2%、FINEARTS-HF研究が85.6%)(フィネレノン群3448例、プラセボ3520例)。2.5年観察。主要評価項目では19.4%vs22.0%で、ハザード比0.87(0.78-0.96)であった。CV死はHR:0.92(0.78-1.08)、HF入院:0.84(0.74-0.94)、新規AF:0.75(0.58-0.97)。eGFRの50%以上低下の腎転帰:1.09(0.84-1.43)、全死亡+全入院:0.93(0.88-1.00)であった。
有害事象であるK>5は15.0%vs7.6%、高K血症関連入院0.6%vs0.2%、急性腎障害4.0%vs2.7%。

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