Oral Semaaglutide and Cardiovascular Outcomes in High-Risk Type 2 Diabetes
SOUL研究。50歳以上のHbA1c6.5-10.0%の2型糖尿病で、冠動脈疾患、脳血管疾患、症候性の末梢動脈疾患、eGFR<60のCKDの一つ以上有するものを対象とし、経口セマグルチド群とプラセボ群を1対1で割付。セマグルチドは3㎎から開始し、7㎎か14㎎まで増量。主要評価項目は心血管死、MI、脳卒中の複合。33か国、444施設で実施。9650人が登録され、経口セマグルチド群4825人(66.1歳、女性28.5%、白人69%、アジア系23.5%、HbA1c8.0±1.2)プラセボ群4825人。中央値49.5カ月フォロー。心血管イベントは12.0%vs13.8%(3.1イベント/100人・年vs3.7)でハザード比0.86(0.77-0.96)であった。二次評価項目の主要腎障害(心血管死、腎関連死、eGFR50%以上悪化、eGFR<15、腎代替療法導入)はハザード比0.91(0.80-1.09)、心血管死0.93(0.80-1.09)、四肢イベント0.71(0.52-0.96)で有意差は認めず。
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