2026年9月2日水曜日

ARDSに対する肺横隔膜保護人工呼吸(narrative review)

Intensive Care Med,2026
Lung-and diaphragm-protective mechanical ventilation in acute respiratory distress syndrome

従来の肺保護換気は「肺の過伸展を避ける」ことが中心。しかし近年、自発呼吸努力が強すぎると肺損傷(P-SILI)を悪化させることが判明。一方で、努力が弱すぎる/完全に消失すると横隔膜が急速に萎縮し、人工呼吸離脱が遅れる。ARDSでは 肺と横隔膜の両方を守る(LDP)ちょうど良い”呼吸努力の範囲を維持する必要がある。
呼吸努力・肺ストレスの評価法:P0.1(気道閉塞圧):呼吸ドライブの指標。食道圧(Pes):胸腔内圧変動 → 肺ストレスの推定。Pocc(気道閉塞時の陰圧):非侵襲的に努力を推定。横隔膜エコー:筋厚・収縮度の評価。⊿P L,dynは自発呼吸努力を含めた吸気時の肺にかかる実際の driving pressure を指し、ARDSにおけるLDPにおいて重要。

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